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「低炭素鋼用FY,SYブレーカ」を発売

2005年1月20日

 三菱マテリアルツールズ株式会社(社長:高田修 住所:墨田区横網1丁目6番1号)は、三菱マテリアル株式会社が開発、製造する「低炭素鋼用FY・SYブレーカ」の販売を開始することと致しました。
低炭素鋼用FY,SYブレーカ
  自動車のトランスミッションやモーターのカバーなどに用いられるプレス材には、展延性に優れた低炭素鋼が用いられます。さらに最近は、プレス加工で出来るだけ最終形状に近づけたニアネットシェイプ化が進んでいます。このような部品における切削加工は、素材が非常に軟らかく、さらに取しろも小さいため、切屑処理が最も困難であると認識されています。生産現場では、切屑が被削材や切削工具に絡み付き自動運転を妨げる、あるいは絡み付いた切屑の噛み込みにより工具刃先に欠損を生じる等のトラブルが頻発しております。

  これらのトラブルを解決する為、当社では低炭素鋼専用ブレーカとして、仕上げ用にFYブレーカ、中仕上げ用にSYブレーカを開発しました。 FY・SYブレーカを用いることにより、切屑処理に起因する問題を解消し、高生産性を実現して、コストダウンを促進することが可能です。

「FY・SYブレーカ」の主な特長は以下の通りです。

1.
急峻で高い壁を有するブレーカにより、確実に切屑をコントロールすることができ、従来品よりも幅広い送り範囲で使用することが可能です。低炭素鋼に特化させた設計としているため、鉄板材のような非常に軟らかい材料でも、安定したカールの切屑が得られ、切屑絡みが起因する様々なトラブルを解消することが可能です。
2.
すくい角は、切れ味と刃先強度をバランスして、最適な角度に設定されています。切削抵抗が低く抑えられる為、鉄板材などの低剛性の切削において、びびりを防止し、良好な仕上面を得ることができます。
3.
材種はPVDサーメット「VP25N」とCVDコーティング材種「UE6020」の2種類規格しており、お客様のニーズに合わせ幅広い対応が可能です。VP25Nはミラクルコーティングにより、刃先の溶着を防止し、光沢のある仕上面が得られます。また靭性に優れたUE6020は、高い耐欠損性を発揮し、軽断続加工でも安定した切削が可能です。

追加規格

品名/型番
FYブレーカ:9型番2材種18アイテム
SYブレーカ:9型番2材種18アイテム
発売開始時期
2005年1月20日
販売目標
1億5千万円/初年度
標準価格
(代表型番) CNMG120408-FY VP25N : 770円(税込み800円)