近年、金型や金型部品の仕上げ加工において、刃先交換式ラジアスエンドミルによる高能率加工が急速に普及しており、ソリッドエンドミルに迫る高精度な工具が求められています。
仕上げ用ラジアスエンドミル「SUF形」は、切削性能を徹底的に追求した独創的な切れ刃形状により、金型および金型部品加工の飛躍的な高精度化、高能率化を実現した新世代の刃先交換式工具です。
今回、より幅広いサイズの加工に対応するため、小径側にφ10、12、16mm、大径側にφ32mmを追加し、さらに、硬さ55HRCを超えるような熱処理後の高硬度鋼の加工に対応するため、高硬度鋼用インサート新材種「MP8010」を追加致しました。
仕上げ用ラジアスエンドミル「SUF形」の主な特長は、以下の通りです。
- 1.
- 新開発シームレスギャッシュ(1)による滑らかなねじれ刃形を採用することで、切れ刃強度と切れ味の相反する性能を、高いレベルで両立。
- 2.
- 外径許容差0/-0.020mm、R許容差±0.010mmの高精度な切れ刃形状により、ソリッドエンドミルに比肩する仕上げ加工が可能。
- 3.
- 先端部のさらい刃により、従来のラジアスエンドミルに比べて、平坦部の仕上げ面粗さが大幅に向上。
- 4.
- 世界最高クラスの硬度を有する超々微粒超硬合金母材と(Al,Ti,Si)N高硬度鋼用ミラクルコーティングを組み合わせたミーリング用の新材種「MP8010」により、特に超硬切削工具の適用が難しいとされていた55HRC以上の高硬度鋼において、信頼性の高い安定した加工を実現。
- 5.
- 仕上げ用ボールエンドミル「SRF形」との工具本体の共用化により、ホルダの集約が可能。
<用語説明>
- (1)シームレスギャッシュ
- ギャッシュは、エンドミル底刃において、すくい面と切りくず排出溝として機能する溝状の部分を示します。SUF形のギャッシュは、底部からR形状を経て外周まで、つなぎ目なしに連続した滑らかな面とし、高精度に形成しています。
追加規格
- 品名/型番
- 仕上げ用ラジアスエンドミル SUF形/インサート;22型番
- 発売開始時期
- 2011年2月14日
- 販売目標
- 5,600万円/初年度
- 標準価格
- (代表型番)
SUFT10R05(VP15TF)7,660円(税込み 8,043円)
SUFT20R10(MP8010)8,600円(税込み 9,030円)